9月, 2018年

健康情報 それホント?

2018-09-22

健康情報 それホント?
健康情報 それホント?女子栄養大学の月刊誌 栄養と料理2018年10月号の特集は 「ヘルスリテラシーを身につけよう!健康情報それ、ホント?」 でした。書いたのは聖路加国際大学大学院の中山和弘教授です。
健康で長生きしたい。多くの人がそう願うものです。それを裏付けるかのように、世の中には、健康に関する膨大な情報があふれています。でも、中には根拠があいまいなものもあります。正しい情報を見極めるヒントが特集では紹介されていました。

「ヘルスリテラシー」とは、健康や医療に関する情報を入手し、理解し、評価して、活用する力です。
いま、ヘルスリテラシーが注目される理由は、その力が低いと健康状態がよくないことが明らかになってきたからです。
人々の健康を決めている最大の要因は、ライフスタイルや行動の「選択」です。
信頼できて、自分に合った情報を適切に選び取る力=ヘルスリテラシーが健康のために必要不可欠なのだと特集には書いてありました。

ところがヘルスリテラシーの国際比較によると、日本はヨーロッパやアジアの他の国々よりも低いという結果だったそうです。
ヘルスリテラシーは今日明日すぐに高められるものではありませんが、医師や専門家など、ヘルスリテラシーの高い人とつながることが大切だそうです。
たとえば、誰でも気軽に集える場として、お茶を飲みながら専門家もそうでない人も対等に語り合える健康カフェや医療カフェなどが “つながり”を増やすという意味で注目されています。
ソーシャルメディアやSNSをうまく活用することも、ヘルスリテラシーの向上につながります。
SNSには、患者同士だけではなく、医師などの専門家もたくさん参加しています。その投稿を見て参考にすることができます。
ただし、役に立つ情報だけでなく、誤った情報の場合もあります。健康情報の場合、特に信頼性は重要です。



健康情報 それホント?2018年に、政府が社会保障費用の債務が2040年度に190兆円になるとの推計を公表しました。
一方、65〜74歳の前期高齢者は元気であり、10年前よりも身体的に若いということが判明しています。
国の財政がますます逼迫する今後、前期高齢者はサポートされる側ではなく、サポートする側に回ることになるでしょう。

これまで65歳以降の生活を守ってくれた国は、今後、その対象を70歳以上に引き上げる可能性が高く、そうなった場合に備えるためにも、ヘルスリテラシーはとても重要だと東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢教授もいっています。

配信 Willmake143

重病を知らせる痛み

2018-09-21

重病を知らせる痛み
重病を知らせる痛み「身体のSOSを見逃すな!!重病を知らせる痛み」 という特集記事を週刊朝日2018年9月21日号が載せていました。

“痛み”は身体が発するSOSですが、必ずしも病気になった臓器の周辺が痛むとは限りません。
心臓の病気で思いもよらない場所が痛むことがあると聞いたことがありますが、こうした痛みのことを、「関連痛」とか、「放散痛」というそうです。



重病を知らせる痛み一般的に関連痛は病気になった臓器の周辺ではなく、別の場所だけに生じる痛み、 放散痛は病気になった臓器の周辺と別の場所の両方で生じる痛み と区別されています。
「特に問題になるのは、関連痛。内臓由来のものと骨や筋肉由来のものがあり、絶対に見逃してはいけないのが前者です」 と千葉大学医学部附属病院総合診療科科長の生坂政臣先生は述べています。
ただ、こうした痛みから正しい病気を診断するのは、その分野に精通した医師でないと難しいそうです。
「例えば、“肩が痛いから整形外科医に行った”など、患者さんの自己判断で病気とはまったく関係のない診療科を選んでしまうと、誤診につながる恐れがある」 と生坂先生はいっています。

わが身を守るためにも、「重病が潜んでいる痛み」は知っておきたいものです。
体の部位ごとに「誤解しがちな痛みのパターン」と可能性のある病気が記事の中で紹介されていました。


重病を知らせる痛み痛みの診断は、医師の問診と診察だけでは十分ではなく、患者さんの具体的な訴えがあってこそ、診断の精度は高まるものです。
患者さんと医師との二人三脚での作業が大切です。どんな伝え方が望ましいのかが、紹介されていました。

配信 Willmake143

筋肉の老化

2018-09-19

筋肉の老化
筋肉の老化2018年9月17日に放送されたNHKきょうの健康のテーマは、筋肉の老化でした。解説されたのは、東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢教授です。
筋肉の老化・サルコペニアとは、加齢や生活習慣などの影響によって、筋肉量が急激に減少してしまう状態をいいます。筋肉量が減少すると、歩く速度が低下し、着替えや入浴などの動作が行いづらくなります。体のバランス機能が悪くなり、転倒・骨折の危険性も増してきます。特に高齢の女性では、すでに骨粗鬆症を発症している人も少なくないため、骨折の危険性が高くなります。また、糖尿病や感染症なども発症しやすくなり、死亡率を高くすることもわかってきているそうです。
世界各国で調査された複数の大規模な統計から、高齢者の6〜12%がサルコペニアであると考えられており、特に75歳以上で急増しているそうです。サルコペニアは、介護が必要な寝たきりへの入り口ともいえる状態のことです。高齢期を元気に過ごすために、3つのサルコペニア対策が注目されていると解説されていました。



筋肉の老化


筋肉の老化全身の筋力が低下するサルコペニアでは、噛む筋力も低下します。しっかり噛むことができなくなると、軟らかいものばかりを食べるようになり、噛む筋力がさらに低下する、という悪循環に陥りがちになるので、口のサルコペニアには、特に注意が必要です。
日本老年医学会は、2014年に「健康」と「要介護・寝たきり」の間の状態をフレイルと名付け、社会全体でフレイル予防に取り組むことが重要であるとしています。
サルコペニアが起こると、このフレイル状態に進む可能性が非常に高くなるので自分なりの方法で筋肉の老化を防ぎ、要介護や寝たきりを予防しましょうと番組ではいっていました。

配信 Willmake143

“耳” が認知症を防ぐ

2018-09-16

“耳” が認知症を防ぐ
“耳” が認知症を防ぐ週刊朝日2018年9月14日号が、耳が遠くなったことを 「年だから仕方ない」 とそのまま放置してはいけないという記事を載せていました。


“耳” が認知症を防ぐ2017年の国際アルツハイマー病会議で、ランセット国際委員会が発表した 「認知症の約35%は予防可能な九つの要因により起こると考えられる。その中では難聴が最大のリスク因子である」 という内容に注目が集まっているそうです。
認知症は現在の医学では根治することができないため、多くの人がその発症を予防したいと願っています。
現段階では加齢性難聴を治す方法はありませんが、補聴器を使うことで聴力を補い、聞こえを改善させることは可能です。

フランスの研究では、補聴器を装用して聞こえを補うことで、認知機能の低下が抑制されたという報告が得られているそうです。
聞こえにくいと感じたら、まず耳鼻咽喉科医、特に補聴器相談医に相談することが大切だと記事には書いてあります。
補聴器相談医とは、日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医の中で、講習カリキュラムのすべてを履修し、認定された医師です。


“耳” が認知症を防ぐ加齢により聴力が衰えるのが「加齢性難聴」です。機能が衰える年齢や症状の程度は人それぞれですが、年をとれば誰にでも起こります。
難聴をそのまま放置すると日常生活における「コミュニケーション障害」や「社会活動の減少」を通じて、様々な不利益に波及するといわれています。
具体的には、うつや孤立、意欲低下(アパシー)、認知機能低下、脳萎縮、虚弱(フレイル)や転倒、日常生活動作(ADL)低下などが問題視されていると記事には書かれています。

また、難聴により情報から閉ざされてしまうために、健康情報も少なくなり、それを使いこなす能力であるヘルスリテラシーも低下します。
愛知医科大学耳鼻咽喉科特任准教授の内田育恵医師は「最近はテレビや新聞、雑誌などで健康や医療に関する情報が頻繁に紹介されています。
これらの情報を選択したり理解したり、自分に活用する能力をヘルスリテラシーと呼んでいますが、難聴者ではこの働きが低いと指摘されています。
医療費支出の増加、要介護または死亡リスクが高まるとさえ言われています」と述べていました。

配信 Willmake143

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