1月, 2014年
口内炎の治りの目安は2週間
口内炎についての記事が2014年1月31日の日経新聞に載っていました。
口内炎とは口の中の粘膜が炎症を起こした状態の総称です。口の中をかんでしまったり、歯並びや歯のとがった部分で同じ場所を傷つけたりして、口内 炎はおきます。
また精神的なストレスや睡眠不足も影響して、おこると言われています。口内炎の大半は2週間ほどで治り、一過性の症状では気にしなくていいが、原 因不明のまま繰り返す再発性アフタと呼ばれる口内炎と見た目や症状が似ているものの中に、命に関わる恐ろしい病気が隠れているときがあると記事に は書かれていました。
注意が必要なのは、粘膜の表面にできた口腔がんで、口内炎に似た症状が長引いて2週間以上治らない場合や1?以上の大きなものだと病院で組織を調 べてもらった方が安心です。
また免疫がうまく働かない病気にかかると、いつもは悪さをしない菌やウィルスなどが口内炎の原因になり、体の異変が口内炎となって現れることもあ るそうです。
口内炎の治りが悪い場合は2週間を一つの目安にして、徐々に大きくなったり出血したりしたら、病院にかかる。そして1週間後の経過を医師に診ても らうことをすすめていました。
配信 Willmake143
舌は内臓の鏡
体調の変化が真っ先に現われやすいのが口の中。東洋医学では「舌は内臓の鏡」とも呼ばれ、舌の色や形などを観察して健康状態を知る診断法が重視 されています。
深刻な状態になるのを避けるためにも口の中をチェックする習慣を身につけようという記事が、2014年1月12日の日経新聞に載っていました。
舌を見る「舌診」は、舌の色や形、舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌表面の白っぽい付着物の状態などから体の異常を見分ける診断方法です。
舌診はレントゲンやCTなどを用いた画像診断と異なり、どの臓器にどんな異常があるのかを正確に見分けるのは難しい。しかし中国の中医師の資格を もつ幸井俊高さんは内臓や血管のちょっとした異変から、病気になる一歩手前の「未病」を発見できると言っています。
健康なら特に問題とならない口の常在細菌も、病気などで体調のバランスが崩れると突然、悪影響があるそうです。
口は骨や歯、粘膜、筋肉、神経、唾液腺などいろいろな組織や器官の集合体で、多様な原因で異常が起きるので自分の口の中にもっと関心を持つことが 大切だと記事は結ばれていました。
配信 Willmake143
高齢者の筋肉の衰えにロイシンが有効
年をとるとともに、筋肉の質と量が低下すると、骨や関節や筋肉などの「運動器」の働きが衰えてきて、くらしの中の自立度が低下します。
また高齢になると豆腐などの植物性たんぱく質はとっても、牛や豚などの動物性たんぱく質をとる機会が減るので筋肉の合成が足りなくなってしまいま す。
そこで最近は、筋肉を効果的に維持し増強できる必須アミノ酸の一つであるロイシンが注目されるようになっていると2014年1月4日の朝日新聞が 伝えていました。
国立長寿医療研究センター所長の鈴木隆雄さんらが、筋肉の衰えが目立つ高齢者の比較試験を行ったところ、運動トレーニングとアミノ酸摂取で筋量や 運動機能が改善されたそうです。
この結果を受け、日本老年医学会は運動とともにアミノ酸の摂取を推奨しています。
「どうしても運動ができない人は、ロイシンなど必須アミノ酸を含んだ製品をとるだけでも良い」と鈴木所長は記事の中で語っていました。
配信 Willmake143