1月, 2013年

唾液は天然の抗菌薬

2013-01-28

唾液は天然の抗菌薬
唾液は天然の抗菌薬日経ヘルス2013年2月号(2013年1月2日発行)に、口腔環境の悪化は、歯周病や虫歯のリスクを高めるだけでなく、全身の不調や病気の原 因にもなるので、口の中の細菌数は健康のバロメーターだという記事が載りました。

歯周病の原因となる口腔内の「悪玉菌」が出す毒素は全身を駆け巡り、慢性的な炎症を引き起こして糖尿病や動脈硬化の原因になったり、悪玉菌優勢の 口の中では、肺炎を起こしやすくなると書かれていました。
十分な唾液があれば悪玉菌の増加が抑えられ、病原菌に対抗する免疫機能もあるので、唾液は天然の抗菌薬ともいわれているそうです。

そんな大事な唾液が、生活習慣の乱れやストレスによって、出にくくなってしまう。自律神経でコントロールされている唾液の分泌を促すには、リラッ クスできる時間を持つことも大切ですとトヨタ記念病院の歯科口腔科の牧野真也先生は語っています。
お口の中の細菌数はケアの指針です。

配信 Willmake143

最新医学にもとづく慶應義塾大学式アンチエイジング

2013-01-25

最新医学にもとづく慶應義塾大学式アンチエイジング
最新医学にもとづく慶應義塾大学式アンチエイジング日経ヘルスプルミエの「元気で長生きバイブル」というムック本が2013年1月初めに本屋さんの店頭に並びました。
「どうしたらより健康になれるのか」をサイエンスとして追及するために2011年10月に慶應義塾大学SFC研究所に設立されたヘルスサイエン ス・ラボが提唱するアンチエイジング10カ条をこのムック本は紹介しています。

1.いつもポジティブに
2.多くの人と会話を楽しみ、活動的に
3.朝昼のリズム、良質の睡眠を大切に
4.空腹を感じて食べ 食事は腹八分目に ときどき断食もいい
5.血糖値が急上昇する食べ方をしない
6.色とりどりの食品を食べる
7.肉を控え目にして、魚を多めに 水溶性食物繊維の多い食品を
8.1日15分以上の運動をまず早歩きか ゆるジョグから
9.軽い筋トレをして体のエネルギー代謝をキープ
10.なにごとも適度が一番効果的

科学が証明した10カ条を実践して、健康で幸せな人生を手に入れてほしいと書かれていました。

配信 Willmake143

歯を守る

2013-01-23

歯を守る
歯を守る読売新聞の医療ルネサンスの欄で、2013年1月23日から5回に亘って特集されたテーマは「歯周病 抜歯を防ぐ」でした。

15歳の時に悪くした歯周病のメンテナンスに通う33歳の女性、歯周病が進行し、抗菌薬で細菌の増殖を抑えたり減らしたりする薬物治療を行ってい る70歳の男性、歯科医院と協力しあって生活改善を行い歯茎を若返らせた78歳の男性、4組の子どもと母親に専用の糸で歯間清掃のやり方を説明す る35歳の歯科衛生士、培養した細胞シートを移植する歯周組織の再生医療を受けた64歳の男性が紹介されていました。

歯周病になっても出来るだけ抜かずに歯を残すには、患者と歯科医、歯科衛生士が「歯を守る」という目標に向かい、協力しあうことが必要であると書 かれていました。本当です。

配信 Willmake143

脂肪肝と歯周病の関係

2013-01-18

脂肪肝と歯周病の関係
脂肪肝と歯周病の関係飲み過ぎや食べ過ぎを重ねると、肝臓に中性脂肪が必要以上にたまる「脂肪肝」が起こりやすくなり、脂肪肝になると肝がんや脳梗塞、心筋梗塞など のリスクが高まると2013年1月18日の日経新聞夕刊で報じられました。

脂肪肝はアルコールが原因となるタイプと非アルコールタイプがあり、非アルコール性の脂肪肝は食べ過ぎや肥満などがきっかけで、お酒を全く飲まな い人や少ししか飲まない人もなるそうです。
アルコールなしで発症する肝炎のことをNASH(ナッシュ)といいますが、NASHも肝硬変や肝がんへと悪化することもある怖い病気で、NASH 予備軍は国内に約1000万人いると推定されています。
横浜市立大学の中島淳教授と大阪大学のグループによる研究によれば、歯周病のNASH患者10人に歯石を除去したり、抗生物質で歯茎の炎症を抑え たりして治療すると、3ヶ月後には肝機能の数値がほぼ正常になったとのことです。この研究に携った中島教授は「歯周病を治療すれば、脂肪肝の人が 肝炎に進行するのを抑えられる可能性がある」と語っています。

配信 Willmake143

おいしく食べるために

2013-01-05

おいしく食べるために
おいしく食べるために歯は感覚器官につながっていて「かみごたえ」や「食感」を感じることができ、これがおいしさの一要素になっています。

おいしく食べるためにも、歯周病対策をして生きた歯を残すことが重要だという記事が2013年1月5日の日経新聞に載っていました。
日本人が歯を失う最も大きな原因が歯周病で、初期は自覚症状がほとんどないだけに、歯茎がはれたり、歯茎からの出血や口の中のねばねばなどがあれ ば、歯周病を疑った方がよいそうです。

歯周病を予防するには、歯周組織に付いた歯垢を取り除くこと。ただ、人により歯並びは異なるので、歯科医で歯の磨き方について指導を受けたり、歯 と歯茎の間などにできる歯周ポケットに入った歯垢や歯石を歯科医で除去してもらうのがよいと書かれていました。

配信 Willmake143

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