高齢者の筋肉の衰えにロイシンが有効
2014-01-04
年をとるとともに、筋肉の質と量が低下すると、骨や関節や筋肉などの「運動器」の働きが衰えてきて、くらしの中の自立度が低下します。
また高齢になると豆腐などの植物性たんぱく質はとっても、牛や豚などの動物性たんぱく質をとる機会が減るので筋肉の合成が足りなくなってしまいま す。
そこで最近は、筋肉を効果的に維持し増強できる必須アミノ酸の一つであるロイシンが注目されるようになっていると2014年1月4日の朝日新聞が 伝えていました。
国立長寿医療研究センター所長の鈴木隆雄さんらが、筋肉の衰えが目立つ高齢者の比較試験を行ったところ、運動トレーニングとアミノ酸摂取で筋量や 運動機能が改善されたそうです。
この結果を受け、日本老年医学会は運動とともにアミノ酸の摂取を推奨しています。
「どうしても運動ができない人は、ロイシンなど必須アミノ酸を含んだ製品をとるだけでも良い」と鈴木所長は記事の中で語っていました。
配信 Willmake143
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