新厄年
2012-12-25
厄年とは、災厄を遠ざけて、幸せに長生きするために考えられた先人たちの知恵です。
しかし、厄年は、現代人の実態に合っているのか?を問題意識にして、75万人以上という非常に多くのレセプトデータの科学的な分析結果に基づい て、現代人の平均寿命や生活スタイルに合わせた「新厄年」という考え方を提案する本が幻冬舎から出版されました。
「新厄年」の健康リスク対策という名の本で、著者は、国立・健康栄養研究所臨床栄養部長をされていた板倉弘重先生です。
この本で取り上げられている日本人の健康寿命を縮める「七大疾患」は、脳梗塞や脳出血などの「脳血管疾患」、心筋梗塞などの「虚血性心疾患」、合 併症を引き起こす「糖尿病」、関節疾患を代表する「変形性膝関節症」、「骨粗鬆症」、「認知症」、「がん」の7つです。
本の中で、歯周病の人は脳血管疾患のリスクが高いと考えられていると書かれていました。
今回は、「新厄年」として、男性は24歳、37歳、50歳、63歳、女性は25歳、39歳、52歳、63歳という年齢を掲げてあります。参考にし て下さい。
配信 Willmake143
←「歯と歯ぐきみがきで、肺炎予防」前の記事へ 次の記事へ「“口内乾燥は” 不調のもと?!」→