口の中に手のひらサイズの腫れ物
2011-10-08
2011年9月2日の日経新聞夕刊に歯周病の記事が掲載されました。
赤ちゃんからお年寄りまで、日本人の7割が歯周病のなんらかの症状を持っていて、重い歯周病の場合、狭心症や心筋梗塞といった心疾患のリスクが2倍、がん発症リスクも2倍になり、妊娠している女性では、早産で低体重児を産むリスクが5倍高くなるとの報告もあるので口の中を健康に保ってほしいと書かれています。
東京医科歯科大学の和泉雄一教授によれば「上下左右28本すべての歯の歯ぐきがひどく腫れた状態は、口の中に手のひら大の腫れ物があるのと同じ」だそうです。
毎日きちんと歯を磨くことが歯周病予防の大前提ですが、口の中の汚れを洗い流す作用のある唾液の分泌を促すために食後にノンシュガーのガムをかむこともすすめています。
それでも「自力で汚れを完全に取り切るのは限界がある」ので定期的に歯科医院でケアするのが理想的です。
配信 Willmake143
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