舌がん
2011-10-08
週刊朝日2011年9月9日号の「知って得する! 新 名医の最新治療」で“舌がん”が特集されました。
年間約7000人が口の中にできるがん(口腔ガン)を患い、約3000人が亡くなる口腔ガンの6割を占める「舌がん」は、肉眼で見つけやすいにもかかわらず、早期発見は32%に過ぎないそうです。
口腔がんの主な原因として、たばことお酒が挙げられるが、舌がんだけは、飲酒や喫煙の習慣がない女性や若い人の発症例が少なくなく、合わない入れ歯や凹凸の歯並びなどが舌に当たり、慢性的な刺激が加わると発がんの原因になると書かれています。
早期発見の重要性を説く昭和大学歯科病院口腔外科診療科長の新谷悟先生は、「がんは、歯ぐきにも上あごにもできます。
口の中を指でひと通り触ってみて、違和感やしこりがないかを月に一度確認して、食べる・話すに欠かせない大事な舌を守ってほしい」と述べています。
配信 Willmake143
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