歯の健康はアンチエイジングの必須条件
2011-09-03
「老いの哲学 なぜあの人は100歳になってもボケないのか」という本が主婦の友社から2011年8月に出版されました。
著者は、予防医学が専門の順天堂大学教授・白澤卓二先生です。
本の中で白澤先生は、歯の状態がいつもよければ、外出や旅行も楽しみになる。「どこどこに○○を食べに行く」ということでも気軽にできるような日々を楽しむためには、高齢になったら、近所にかかりつけの内科医を持つほかに、かかりつけの歯科医を持つことを勧めています。
理由は、歯が抜けて食べ物が噛みにくくなると、顔の筋肉が衰え、顔立ちが変化し、発音も不明瞭になる。また食べ物を飲み込む力が衰えた高齢者の場合、誤嚥性肺炎を引き起こしたり、脚力やバランス能力などの運動機能の低下にもつながることもあるからだそうです。
歯の健康は身体全体の健康に結びつくので軽視してはいけないと書かれていて、俳優の三國連太郎さんもこの本を推薦されています。
配信 Willmake143
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