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2019-02-21

堀ちえみさんを襲った「口腔がん」とは?

SLUG: 2019022101
TAG: 口腔がん,堀ちえみ,朝日新聞
堀ちえみさんを襲った「口腔がん」とは?タレントの堀ちえみさん(52)が、自身のブログで口腔がんで治療中であることを公表しました。2月19日に入院し、22日に手術を受ける予定だと各メディアが伝えていました。



堀ちえみさんを襲った「口腔がん」とは?
2019年2月20日の朝日新聞の記事には、堀さんは昨年夏ごろから口内炎の治療を受けていたが症状が悪化。今年に入って痛みが激しくなったことから検査を受け、病院で診断を受けた。
左首のリンパにも転移しステージ4で「かなり厳しい状況」としながら、堀さんは「力いっぱい闘って、必ず戻って来ます」と闘病への決意を語っていると書いてあります。
ちえみさんのブログによれば、昨夏、舌の裏側に小さな口内炎ができたと思っていたが、昨年11月には痛みが増し、かかりつけの歯科医院を受診。また、以前に患った病気の治療で服薬していることもあり、定期検診の主治医からも「(薬の副作用で)口内炎の症状が出る事もよくあるので」と言われていたそうです。

しかし、年が明けて激痛が走るようになり、1月21日に大学病院で検査。舌がんの可能性が高いと診断され、その後、2月に入り、左首のリンパにも転移していることがわかり、ステージ4の告知を受けたとのことです。
舌がんは舌の横の部分にできやすく、口内炎と間違われやすい。



堀ちえみさんを襲った「口腔がん」とは?しかし、柴原孝彦・東京歯科大学主任教授(口腔顎顔面外科学)は、両者には大きな違いがあるといっています。暴飲暴食などでできた口内炎なら1週間から10日ほどで治るが、舌がんの場合は治らない。
また、通常の口内炎のような痛みを感じないことも、舌がんの特徴だそうです。

堀ちえみさんの場合、昨夏から口内炎を疑っており、柴原教授は「もっと早く、専門の歯科医師・医師に相談することが必要だった」と話しています。
ただ、首のリンパ節への転移は致命的とはいえず、舌の半分を切除する手術についても「まだ年齢も若いので、リハビリによって、会話・嚥下(えんげ)能力も元と同じくらいに回復するのではないか」とも言っています。
柴原教授は、口腔がんの早期発見のために、3か月おきぐらいに口の中全体をしっかり診てくれるかかりつけの歯科医を持つことを勧めています。

配信 Willmake143

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