血管力で心臓・脳を守る

2018-03-11

血管力で心臓・脳を守る
血管力で心臓・脳を守る血管力を高め、心臓と脳を守る7カ条が週刊朝日2018年3月16日号で紹介されていました。
日本人の死亡原因のトップはがんですが、2位の心疾患、4位の脳血管疾患、9位の大動脈瘤・大動脈解離など、「血管」が原因で引き起こされる病気が上位を占めます。

循環器疾患が専門の河野宏明医師(熊本大学大学院生命科学研究部教授)は 「すべての臓器や組織は、酸素や栄養がなければ働くことができません。こうしたエネルギーを血流に乗せて届けてくれているのが 「血管」 です。
血管にトラブルが起これば、つながっている多くの臓器の機能にまで影響を及ぼすことになる。とくに心臓や脳、肺といった命にかかわる臓器への影響は深刻です」と話しています。
血管の2大トラブルは「詰まり」と「破裂」です。血管は酸素や栄養を臓器や組織に送り届ける動脈と、各所の老廃物を回収して心臓にもどってくる静脈の大きく二つのルートに分けられます。

動脈が詰まると、その先の臓器は “兵糧攻め” にあって働きが弱まり、やがて死滅するのです。心臓に向かう動脈が詰まる心筋梗塞はその代表格。
一方、脳に向かう血管が詰まれば、脳梗塞を発症します。脳に向かう血管が破裂すれば、脳出血やくも膜下出血を発症します。
やっかいなことに、動脈硬化はほとんど自覚症状がないまま静かに進行します。そして危険因子が加わると加速してしまうので、河野教授は、留意すべき7カ条を挙げていました。


血管力で心臓・脳を守る

配信 Willmake143

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