俳優の大杉漣さん、急性心不全で亡くなる

2018-02-22

俳優の大杉漣さん、急性心不全で亡くなる
俳優の大杉漣さん、急性心不全で亡くなる映画やドラマに数多く出演し、幅広い役柄を演じる演技派として活躍していた俳優の大杉漣さんが、2月21日午前4時前、急性心不全で亡くなりました。66歳でした。
心不全とは、実は病名ではありません。心不全とは心臓の機能、つまり全身に血液を送り出すポンプの力が低下した状態の総称で、あらゆる臓器を含め全身に必要量の血液を送り出すことができなくなったり、肺や全身に血液が滞るうっ血状態になったりする病態です。
心不全には大別すると、慢性心不全と急性心不全がありますが、心臓のポンプ機能が 「急激に低下」 することによって血液循環が維持できない状態と血液が滞るうっ血状態とが短期間のうちに起こることを急性心不全と呼んでいますと日本心臓財団のホームページには書いてあります。



俳優の大杉漣さん、急性心不全で亡くなる急性心不全は原因が明らかではない場合もありますが、多くは風邪、過労、ストレス、お薬の中断、高血圧の放置、貧血の出現などが引き金になります。(図1)



俳優の大杉漣さん、急性心不全で亡くなる代表的な症状としては、激しい呼吸困難や咳込み、血痰、胸部の痛み・圧迫感、脈拍数の増加、動悸、乏尿、腹部膨満、冷や汗、顔面の皮膚蒼白、冷感、浮腫、腹水、全身が酸素不足に陥ると唇や爪先、皮膚や粘膜などが青紫色に変色するチアノーゼ、さらに意識障害が現れることもあります。多くの場合、血圧は低下します。心不全は心臓の働きが何かの原因で低下し、それが起こしている状態ですから、治療の原則は、心臓の働きを低下させた原因をはっきりさせ、その原因となる病気を治療することです(図2)

配信 Willmake143

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