ドライマウス

2013-11-19

ドライマウス
ドライマウス口のなかが渇いていると感じる「ドライマウス」と呼ばれる症状を抱える人は、全国に800万人いるそうで、軽く考えない方がいいと2013年 11月9日の朝日新聞が伝えていました。

ドライマウスは口のなかの唾液が減った状態で、口のなかの唾液が少なくなると、ものをかみ砕いたり、のみ込んだりしにくくなる。食事がとりづらく なれば、体重が減っていき体調を壊すといったケースは珍しくないと記事には書かれていました。

高齢者にドライマウスが多いのは、薬の副作用の場合もあるので、「主治医と相談し、いまの健康状態に合わせ、薬を整理してみてほしい」と九州歯科 大の柿木保明教授(老年障害者歯科学)は語っています。
また東北大学の笹野高嗣教授(口腔診断学)は唾液の分泌を促すために、よくかんで食事をすることや耳たぶの下からあごの下あたりをマッサージする ことに加えて、薄めの昆布茶を飲むことをすすめています。
昆布茶には「うまみ」の成分、グルタミン酸が豊富に含まれていて、このうまみは酸味より唾液が分泌される時間が長く続くため効果が高いそうです。
塩分の取りすぎを避けるため、昆布茶を通常より3倍ほどに薄めるといいと書かれていました。

配信 Willmake143

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