えん下障害
2013-07-30
NHKテレビテキスト・きょうの健康2013年8月号に、“えん下障害”のことが取り上げられていました。
食べ物や飲み物、唾液などを飲み込むと、口からのどを通って食道、胃へと送られます。
これを“えん下”といいますが、飲み込む過程のどこかに異常が生じ、うまく飲み込めなくなった状態のことを“えん下障害”と呼びます。
“えん下障害”の原因には脳梗塞やパーキンソン病などの病気や歯の問題があります。歯が抜けていたり、入れ歯が合わなかったりすると、食べ物をう まく咀嚼できなくなるので、えん下障害が生じやすくなります。
えん下障害あると、誤嚥性肺炎、窒息、低栄養、脱水、食べる楽しみの喪失が起こりやすくなるので、ものを食べる時の座る位置や角度、頭の傾きなど に気をつけたり、専用の器具で口の粘膜や舌、歯の汚れを取り除いたりして誤えんを防いでほしいと書かれていました。
配信 Willmake143
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