ドライマウスと全身の健康との関係
2012-11-24
週刊朝日2012年11月30日号の新・名医の最新治療というコラムで、ドライマウスが取りあげられています。
ドライマウスの原因はストレス、更年期障害、薬の副作用、筋力低下などだが、実際はこれらのいくつかが複合しているケースが多いと書かれていまし た。
知人の紹介で鶴見大学歯学部病院のドライマウス外来を訪れた神奈川県在住の55歳の男性会社員の場合、降圧薬を処方している内科の医師に、口内の 乾燥所見や検査結果を提示して、高血圧コントロールのための生活習慣指導や服用している薬の種類の変更・減量が可能かを相談し、内科医の協力を得 て降圧薬等の種類を変更すると男性会社員のドライマウスの症状は軽減したそうです。
ドライマウスを引き起こす薬剤は降圧薬のほか、抗うつ薬、抗不安薬、抗パーキンソン薬、花粉症の治療に使われる抗ヒスタミン薬、鎮痛薬、気管支拡 張薬などがあり、こうした薬は病気の治療に必要だと判断され処方されているので簡単にやめられない場合も多く、歯科医と内科医の連携が必要な場合 があります。
またドライマウスを放置すると全身の健康にも影響を与える心配があるので、「たかが口の渇き」と軽視しないで下さいと専門家は語っています。
配信 Willmake143
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